ムーディーズ・アナリティクスの分析によると、米国の世帯は昨年の同時期と同じ商品の購入に月平均433ドル多く支出していることが判明した。
米国では過去40年で最悪のインフレが見込まれており、分析では10月のインフレデータに注目した。
ムーディーズの数字は9月の445ドルから少し下がっているものの、インフレは依然として高止まりしており、多くのアメリカ人、特に給料にぎりぎりの生活を送っている人々の財布に負担をかけている。
「10月のインフレ率は予想を下回ったにもかかわらず、家計は依然として消費者物価の上昇による圧迫を感じている」とムーディーズのエコノミスト、バーナード・ヤロス氏は米国のビジネス報道局CNBCで伝えた。
米国労働統計局によると、10月の消費者物価は前年同期比7.7%上昇した。6月の最高値である9.1%からは低下したが、現在のインフレは依然として家計に大打撃を与えている。
同時に、労働統計局によると、時給が2.8%下落するなど、賃金は猛烈なインフレに追いついていない。
投稿日時: 2022 年 12 月 25 日